第11回SIA経済フォーラム：5月12日午後6時-7時半フランス、ギリシャ選挙結果と今後の展望経済学博士水谷研治東京福祉大学大学院教授元東海銀行専務

2012.05.10

名古屋商工会議所那古野2011年4月号

第11回SIA経済フォーラム：5月12日午後6時-7時半（要予約）
フランス、ギリシャ選挙結果と今後の展望
経済学博士水谷研治東京福祉大学大学院教授元東海銀行専務
26日欧米沈没3月出版著者小田切尚登氏講演「EU、ユーロの未来｣

5月12,26日金融、為替問題については定評のある二人の金融問題専門家、水谷研治氏、小田切尚登氏をお招きし連続講演会を開催します。何れも講演時間は午後6時ー7時半、引続き懇親会を開催します。（講演参加費2千円、懇親会参加費3千円 SIAと顧問契約のある企業や各種研究会の年会員にはskypeによる聴取、参加も出来ます。）

半年前2011年11月19日ギリシャ危機を踏まえ水谷研治氏に以下の講演を戴きましたが、今回は、フランス大統領選挙の現職のサルコジ氏敗北、ギリシャの与党敗北を受けての講演です。司会進行は先回同様、佐々木がつとめます。

尚、「財政改革の衝撃」（水谷研治著東洋経済新報社 2011年刊 1680円）購入後希望の方は、SIAで当日販売しますので連絡下さい。

以下は2011年11月19日の講演記録です。
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SIA2011.11.19土18-20　今後の世界経済と日本
東京福祉大学大学院教授経済学博士水谷研治氏

１深刻なギリシャの実情
（１）ギリシャ救済の条件
（２）改革を迫られるギリシャ
（３）生きていけない国民

２世界的な潮流の変化
（１）ギリシャが破綻する前
（２）求められる景気の上昇と民主主義
（３）急落する景気を支えた各国の赤字財政

３限界を超えた借金
（１）各国の財政赤字
（２）アメリカの対外借金
（３）極端な我が国の借金
（４）先行するイギリス

４金融が支えた経済水準
（１）借金による経済水準の押し上げ
（２）経済成長による収入増加
（３）財政赤字の縮小による経済水準の低下は不可避

５当面の円高と長期的な円安
（１）ドル安とユーロ安
（２）各国はなりふり構わぬ自国経済の擁護
（３）円安の条件は経済力の低下

６異常に高い我が国の経済水準
（１）政策への期待は無理
（２）メディアの主張と現実の落差
（３）未来との比較を

７各自で独自の対応を
（１）可能な現状維持
（２）急速に進む体質の悪化で改革不能へ
（３）ギリシャや夕張市以下へ
（４）正常な水準への対応を

参考「財政改革の衝撃―――待つも地獄、進むも地獄の日本経済」水谷研治著東洋経済新報社 2011年刊
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26日小田切尚登氏「EU、ユーロの未来：小田切氏近著：欧米沈没」
26日は小田切氏の近著「欧米沈没」（マイナビ新書3月末出版価格872円）の出版記念講演を兼ねて行いますので購入後希望の方は事前に連絡下さい。

佐々木　賢治
SIA Inc.: Sasaki International Academy
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