2014.11.07

141107−SIA評論公開版:学ぶ者
SIA's English Forum中級 R Porter's 英語討論
11月9日13時- Remembrance Day 英霊記念日
人生いろいろ【七分三分が人生の妙】塚本三郎氏
関連情報 台風19号進路:気象庁台風予測モデル


SIAの佐々木です。今年も実質7週間。年内の翻訳、通訳、印刷関係のご相談は早めに連絡下さい。12月の翻訳案件受付中です。

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141107−SIA評論公開版:学ぶ者 2014年11月7日
本日11月7日に手にした月刊誌で、俵孝太郎氏の「自家撞着にハマル被爆地・広島の悲劇」を目にした。その一文は「反原爆というと広島に集る“市民”が、今回の被災地に結集したとは聞かない。宮城県の石巻からボランティアが駆けつける姿はテレビで見たが、福島はどうしたのか、寡聞にして知らない。おかしな話である。」と結ばれていた。

私は小学2年二学期から6年生一学期まで広島原爆の影が木造校舎に残っていた皆実小学校で過ごしただけに実感である。福島についても風評被害対策としてSIAでも微力ながら二十数キロの乾燥椎茸を購入販売し、又当方の関係者や周りの人々も現地に出かけ協力した人々がいるので、残念ながら実感している。

昨日送信した、塚本三郎氏の【我は海の子自然の子】でも本日目にした俵氏の「俵孝太郎が"今"を読む」の記事と相通ずる内容で驚き感心した。

世の中に学者と称し高説(口舌)を述べる人は実に多い。しかし私の知る「学者」の本来の語源、意味は「学ぶ者」である。 いつしか、本末転倒な議論をし正義を自称する人々が”学者”と称し、称される様になったのであれば、智の退廃である。自らその被害者となり、悪弊に染まらないためにも一兵卒として”学ぶ者”であり続けたいと思う。 (141107-SIA評論佐々木賢治)
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TOEFL対策、英語エッセイ、上級読解・翻訳講座生募集中
11月8日13-14時半 英語討論:英霊記念日(受講生募集中)
Rich Porter's English Discussion:Remembrance Day


百年前1914年7月28日に勃発した第一次世界大戦。1918年11月11日に終戦。来週火曜日11月11日は96年目の終戦記念日。この議題を11月8日取上げます。受講ご希望の方は連絡下さい。以下課題です。(佐々木インターナショナルアカデミー英語講座)

Comparing Remembrance Day and Similar Ceremonies
In Britain, this November 11 is Remembrance Day – and similarly in other countries. This date represents the day World War 1 ended and a time to commemorate those who were casualties then. The upcoming commemoration is extra special since that war began 100 hundred years ago. Attendees will consider brief introductory information of the extraordinary British effort and then compare it to Japan's, especially if her losses were comparable (Japan lost 300 ~ 4700 soldiers in that war). This event will occur at 1:00 PM this Saturday.


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人生いろいろ 塚本三郎氏筆 平成二十六年十一月 
【我は海の子自然の子】(省略)

【七分三分が人生の妙】
人間の一生は良いことばかりではない。それとは逆に、悪いことばかりでもない。良いことが連続する恵まれた人でも、一生涯には三分の悪いことがついて回る。それに気付かないのが幸福人の普通の姿である。

なぜ、三分の悪がついて回るのか? 良いことが長く続けば、自惚れ、油断、贅沢等が増大し、やがてその地位や財産を危うくする。人間社会では、各般に亘って、努力と反省が不可欠である。

我々は一人では生きてゆけない。社会、国家の集団には、指導力、使命感、地位、信用力等々、それぞれに相応しい人徳が必要である。幸運な人には、その七分の良いことが備わっているが、三分の不運、つまり悪を内包していると言ったのは、悪条件と評すべきか。

それは、七分の善を永続せしめ、さらに成長させるための「警報装置」とみるべきではないか。善人にも備わった欠点(悪評)こそ、反省の備えであろう。万一、自分にその悪を持ち合わせていなければ、周囲に仇となる反対者が取り囲んでいるであろう。その状況こそ、神仏の配在と受け止めたい。

人生の出発からして、七分の善(幸運)を抱いて、出世街道をまっしぐらに突き進む幸運児がいるかと思えば、逆に貧窮の家庭、粗野な環境ゆえ、困苦の青少年時代を過ごす若者の出生も、現代社会では少なくない。否、むしろ絶対多数であろう。

七分の悪と呼ぶ不運にも、三分の善を具有する。七分の悪(不運の出生)の若人は、粗野にして貧窮の中で育つ人ではあるが、それが発憤すれば、威大な善への道を拓く。持てる不運こそ、努力次第で知名人となる。

例えば、スポーツ界における覇者の大部分はそれだ。恵まれた子供よりも、貧しさゆえの発憤と勇気こそ、「少年よ大志を抱け」だ。我々は、「貧乏人の子沢山」で出生した。日本人には、その貧しい環境ゆえに発憤し、必死の努力をする為の立派な土俵も備わっている。

七十数年以前の日本は、国家、それ自体が見事な手本であった。「欲しがりません、勝つまでは」で、衣食住について、一億国民は窮地の中を一丸となって凌いだ。しかし、敗れた。敗戦後の日本人の生き様もまた、悪を背負った国民の雄々しい姿を顕現した。戦後の半世紀は、敵国を商売のお得意様として臆することなく争い、働いて、勝者と肩を並べて、経済大国と評されるに至った。

それが日本人だと自負する。人間の魂、心掛けが、社会、国家、世界をも変化せしめる。悪と呼ぶ多大の苦境こそ、人間のみが抱いている秘宝かもしれない。

人生の出発には、七分の幸と三分の不幸、逆に七分の不幸と三分の幸など、色々な星を背負っている。だが、中途でその運が逆転するかもしれない。それが為に、順、逆双方の運命を具有せしめたのは、「神仏の悪戯」か。否、神仏の言い知れぬ大慈悲の温かさなのか。

人間のみが抱く、魂の発展成長の舞台を造った神仏に感謝するとともに、皮肉の技を聞きたい。
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「関連情報 台風19号進路:気象庁台風予測モデル 」
昨日の「人生いろいろ 平成二十六年十一月 塚本三郎氏筆 :我は海の子自然の子】」の記事を見たSIA関係専門家情報です。

台風19号の進路(ご参考):500hPa(地上気圧のおよそ2分の1)高度面に沿った風に流される傾向にあります。このときの500hPaの高度は、北緯30度東経125度で約5,760mだったと記憶しています。

10月中旬にもなりますと、偏西風が北緯30度付近まで南下してくることが多くちょうどこの気流に乗ったため、進路を東に変えました。気象庁は、スーパーコンピュータによりビッグデータを活用する台風モデルにより進路予測をしています。
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