2011.10.04

名古屋商工会議所 那古野2011年10月号(大)国際ビジネスの知恵袋、各国語翻訳、通訳、国際戦略交渉:国際ビジネスコンビニSIA佐々木インターナショナルアカデミー

名古屋商工会議所 那古野2011年10月号(大)国際ビジネスの知恵袋、各国語翻訳、通訳、国際戦略交渉:国際ビジネスコンビニSIA佐々木インターナショナルアカデミー

3月11日の東日本震災半年が過ぎ、間もなく7ヶ月、10月7日には二百十日となります。

この間様々な困難、障害に直面しつつも昨日10月3日発表された日銀短観を見ても業況判断指数が東北(+17)、東海(+22)で二桁の大幅な改善を示しています。SIAも1994年10月1日創業以来、震災後景気落ち込みも含め様々な困難に直面して来ましたが皆様のご愛顧により生き抜いて来ました。その感謝と、18年間唱え続けて来た「日本企業、社会の国際化対応海外進出支援」推進のため、2011年10月をサービス月間として「初回相談料(1時間)無料、初回翻訳代金半額」と以下の告知を名古屋商工会議所の那古野10月号に掲載しました。

このサービスをこのメール受信された方、紹介された方々にも適用させて戴きます。国際業務に関することでしたら海外人材の募集、人材育成も含め何なりと相談下さい。社員の語学教育には各企業研修、国際捜査官の語学研修、大学での各種教育で実績のある佐々木インターナショナルアカデミーを是非利用下さい。



佐々木 賢治
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2011.08.16

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

110816-SIA情報:67回目の敗戦の日8月15日午後10時からのNHKスペシャル「開戦70年 日本はなぜ無謀な戦争をしたのか」

SIA評論バックナンバー「090918-SIA評論:65回目の敗戦記念日に思う、裸の王様 第二回」

8月20日午後6時-「植物と人間:日本の庭」 名古屋で200年続く庭師の6代目 堀田 和裕氏

8月27日午後6時-「原子力発電について」 元東大原子核研究所助教授 鵜飼 熊太郎氏

SIAの佐々木です。 そろそろお盆明けで業務に復帰される方も多いと思います。SIAでは例年通り年中無休で国際業務相談、翻訳、通訳、語学教育を続けています。計画中の企画当ありましたら佐々木まで連絡下さい。

昨日8月15日の67回目の「敗戦の日」も終え、いろいろな思い出過ごされた方も多いと思います。今週土曜日8月20日名古屋で200年続く庭師の6代目名古屋植木(株) 堀田 和裕氏に「植物と人間:日本の庭」 と題して講演戴きます。告知詳細は、SIAブログ(http://sia-nagoya.com/)「龍龍安寺の石庭」写真と共に「何に見えますか?」の質問付で掲載しています。お時間がありましたら是非参加下さい。

尚、8月27日には「核、原子力エネルギー問題」第二回目の講演会、原子力発電について元東大原子核研究所助教授 鵜飼 熊太郎氏に講演戴きます。(6時開演 参加費は2千円)

昨日8月15日午後10時からのNHKスペシャル「開戦70年 日本はなぜ無謀な戦争をしたのか」ご覧になりましたか? これまで長年に渡り、私が講演、SIA評論でも言及して来た内容と大局的に「日本はなぜ無謀な戦争をしたのか」のタイトルの意図を除き符節の合う内容でした。特に、1942年初め陸軍と海軍の間でその後の戦争方針に大きな相違があり、「戦争の早期終結を求めた陸軍に対し戦線の拡大を主張し続けた海軍」の具体的証言記録とその事実は多くの方々にとって衝撃的な歴史事実の暴露であったと思います。又「占領地権益を求める怪しげな企業家、経済人と陸海軍の権益」は実に現代社会を髣髴させるものがあったと思います。しかし、SIA評論購読者にとっては、多くが既知の知識であったと思います。露骨な言い方をすれば、開戦時より、戦中、戦後も海軍に騙されて来たマスコミ、日本人、日本社会という見方もできるかも知れませんが、学者、知識人、マスメディア関係者が戦後も知らなかったとするならば無知な学者、知識人、マスコミ人、賢しらをする人々と成りますが、そのご判断は皆さんにお任せします。

一昨日8月14日、9年前のSIA評論「020814SIA評論:「御盆:盂蘭盆、先祖供養と反省、国家及び企業の倫理と危機管理」」記事を添付し、更に2年前の一文「090812-SIA評論:65回目の敗戦記念日を前に思う、裸の王様第一回」を引用送付しました所、いろいろな反響を戴きました。このため、以下「090918-SIA評論:65回目の敗戦記念日に思う、裸の王様 第二回」を送ります。お時間がありましたらご覧下さい。

バックナンバーも含め講読ご希望の方は佐々木まで連絡下さい。尚、質問への回答は年間契約講読者に限定となっています。(現在年会費募集中です。年会費6千円)

090918-SIA評論:65回目の敗戦記念日に思う、裸の王様 第二回
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東郷平八郎の言葉として有名な「百発百中の砲一門は百発一中の砲百門に勝る」に代表される海軍に瀰漫(びまん)した誤った精神論について触れ、「こういった思想が結果的に一機必殺の特攻戦術となり、軍事戦略上愚行とされる、戦力の集中使用を妨げる結果となった」と先月号で批判した。

日本海軍 400時間の証言:海軍あって国家なし
「この海軍の誤った思想は、単に耄碌(もうろく)した東郷平八郎だけの問題ではなく、これまで善玉とされて来た海軍にその多くの問題があった事が、初めて大衆に明らかにされたのがこの2009年8月9日のNHKスペシャル「海軍400時間の証言」であった」と評価しつつも、この番組を見ても「未だ納得のいかない数々の事例がある」と述べた。

戦後、海軍関係者はしきりに米国駐留軍関係者に働きかけ、その幹部の多くがやがて、警察予備隊、自衛隊に職を得たのは公知の事実である。旧陸軍幹部が徹底的に公職から遠ざけられ、警察予備隊、自衛隊に職を得る事が適わなかった事実と比較して見ると実に面白い。死人に口無く、権力の座にある者は語り、有利に語る。

「海軍400時間の証言」で語られたと伝えられた内容は、「なんら自存自衛、アジアの開放について語られる事が無かった。海軍軍令部の杜撰な作戦計画。軍備、装備の作文された辻褄合わせに終始していた」であった。戦後軍令部関係者が密かに集められ「極東軍事裁判で、海軍の上層部の人間を如何にして守るかに叡智と組織力を結集させた」との証言。さらに「1933年の軍令部令改正の経緯、9年間と異常に長く軍令部総長に君臨した伏見宮博恭元帥の役割、1940年から軍令部で開催された第一委員会」について語られ、「軍令部の主たる任務は作戦立案だが、政治に走り、作戦計画が杜撰なだけでなく、開戦に備えた長期的作戦は立てられていなかった」との証言。「ミッドウェー作戦が短兵急ないい加減な作戦計画であった」と多くの関係者の証言が報じられた。しかし、肝心のミッドウェー作戦がなぜ急遽立てられたかについては今回のNHKの放送では触れられる事が無かった。元々の「海軍400時間の証言」の中に言及されていなかったのか、NHKの編集段階でカットされたのかは不明である。

歴史評価
人の記憶は実に不確かな物である。戦後35年の年月を経て、11年の時間を掛け(1980-1991年)語られ、纏められたとされる証言は貴重な物であり、関係者の熱意には敬意を表する。第二次世界大戦に大敗を喫した日本、特に日本海軍関係者がその敗因を分析するこの試みは壮挙と言ってよい。しかし、そこで語られていたのは、基本的に戦争に入った事自体の愚かさが中心であった。戦争に入った事自体を反省するのが目的であれば事は簡単である。しかし、戦わざるを得ない状態での戦略、組織運営についての言及が皆無であったのは「語られる事が無かったのか?」、あるいは「語られたが、今回報道されなかったのか」一般視聴者には解らない。

何れにしてもこの「海軍400時間の証言」番組で伝えられた多くは「軍令部の本務(海軍全体の作戦・指揮を統括)を忘れ政治に走り、杜撰(ずさん)な作戦計画と長期戦略作戦計画なき実態」であった。そしてNHKの報道が伝えた言葉は、要約すれば「自らの組織擁護と権益拡大のみを考えた海軍、軍令部、第一委員会」であり、「海軍エリートの無責任な行動、判断が多くの犠牲者(日本人約300万人、更に多くのアジア人)を生んだ」と結論付け、「組織の中で生活する事を余儀なくされる我々現代人もこういった組織保存、自己保存のため同様な過ちを起こす危険性を否定できず、又それを防止できる自信も私には無い」と伝え締め括(くく)っている。

この番組は衝撃を視聴者に与えたと思う。戦後35年経過後の今から約30年前に始まり、11年間続き、約20年前に終了した勉強会。証言者は何れも海軍中枢にあった人々である。仮に終戦時40歳としても75歳。70代、80代の人々が往時を振り返り語った物語、歴史証言である。これまで書物として一般向けに刊行された「目撃者が語る昭和史」(新人物往来社 全8巻)、その他に目を通して来た者として虚しさを感じた。後知恵と言う言葉がある。この証言記録自体が後知恵であり、又番組の総括的なコメント自体、65回目の敗戦記念日を前にした現在的視点からの後知恵である。反省会、報道とは本来そういったものであり、それ自体悪い事ではない。

虚しさを感じた理由は二つある。反省会が開かれた1980年―1991年という時代背景、日本の置かれていた時代背景である。エズラ・ヴォーゲルハーバード大学教授が1979年「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という本を出版し、「戦後の日本経済高度成長に着目し、このまま推移すれば日本はやがて世界一の経済大国となる」と日本が誉めそやされた時代である。1970年代末まで戦後一貫して日本社会に対するペシミズム(悲観主義)が幅を利かせ、日本経済についても将来についても絶えず批判的な言辞が日本に満ちていた。米国の未来学者、軍事理論家ハーマン・カーン氏が1970年に「超大国日本の挑戦」を著し21世紀は日本の世紀と述べたが、日本国内ではほとんど信ずる者が無かった時代である。その書で彼は「2000年頃に日本の国民一人当りの所得がアメリカと並び世界一のレベルに達する」と述べ、これは大幅な円の切り上げもありドルベースでは1980年代には既に達成された。(当時は余り喧伝されなかったが「日本は軍事的にはアメリカの、経済的には中華人民共和国の影響下に置かれる」と予想したとされる。Paul Kennedyが1987年その薯、大国の興亡で1500-2000年に至る大国の経済的、軍事的興廃を鳥瞰し述べている様に、経済大国は軍事大国化、軍事大国は経済力なくしては継続できない事は歴史的事実であるので、カーン氏の本当の意図、警告が那辺にあったのか?)

何れにしても1970年代後半―1990年代初頭に掛けては、ハーマン・カーン氏やエズラ・ヴォーゲル氏が示唆した様に当時は「停滞していた米国への苛立ちと反省、日本経済に対する畏怖と警戒」が米国知識人の間で語られ始めた時期であり、また日本人の社会意識も大きく変わった時代である。

私は「良きに付け悪しきにつけ時代も社会も、その時々の社会の共通認識に沿って短期的には動き、時には左右にぶれながら、前進後退、上昇下降運動を繰り返しながらも進んで行くものである。」と見ている。

この時期(1980-1991年)に纏められた「海軍400時間の証言」。証言終結から20年近く経た現代2009年8月の65回目の敗戦日に合わせ放映されたこの番組。その時々(1980-1991年当時)の社会の共通認識に沿って記憶が再編成され証言となり、2009年の社会の共通認識に沿って編集され放映された事になる。その過程で、どれだけ客観的に当時の記録と照合され、各証言者が自らの証言の際に証言時期の時代風潮の影響を最小限とする努力がなされ、編集報道時点においてもその時点においても時代風潮の影響を最小限とする努力、歴史から本当に学ぶ努力が十分に払われたのか? どの様に400時間の証言が記録され、更にどの様に約3時間の番組に纏められたかは関係者の叡智と良心を信ずる他は無いが、疑問も禁じえない

海軍の第二次世界大戦、大東亜戦争問題
歴史を戻す。第二次世界大戦、大東亜戦争時の海軍の問題である。海軍の戦争は実質的にミッドエー戦で終わっていたのである。

1942年6月5日から7日にかけて行われたミッドウェー海戦(Battle of Midway)は当時太平洋上に展開中の日米海軍兵力を比較すれば一目瞭然、勝つべき戦いであった。しかし結果は惨敗、完敗。その損害は、米海軍は航空母艦1隻、日本海軍は主力航空母艦4隻、及び全艦載機喪失。この結果海軍はその後米海軍に圧倒され続ける事になる。時に地名が予言的響きを持つ事がある。ミッドウェーと言う小さな島が中間点、折返し点となったのである。

私は、この戦いについて1960年製作の日本映画(東宝)、「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦太平洋の嵐」を片田舎の映画館で見た。後続する戦艦部隊旗艦大和艦上の三船敏郎扮する山本五十六が「航空母艦4隻からなる攻撃部隊敗北」の報に接し、戦場に向け全力進行を命じる姿を見て「このオッサン、馬鹿か」と思った。攻撃部隊が敵の攻撃に晒され全速進行を命じるのであれば最初からなぜ隊列を組んで行かぬ。小学生の頭でも解る事であった。裸の王様である。しかし未だに山本五十六は名将として持て囃されている。その後海軍はこの大敗を隠蔽し、誇大戦果報告で国民、陸軍を騙し続けることになる。

更に愚かな海軍の作戦は沖縄菊水作戦、戦艦大和の特攻作戦である。戦艦大和を奉じたドラマでは、大和乗船各軍人の悲壮な奮戦が描かれている。しかし余りに違いすぎる現実があった。1945年4月7日、この作戦で日本海軍は大和を含め6隻の艦船が沈没、4隻が損傷、戦死者は3,700名を超え、負傷者も500名近くに上ったと伝えられる。米軍の損害は、わずかに艦上機40機(被撃墜10機、着艦後放棄5機、海上墜落5機、損傷20機)。撃墜されたのはわずかに10機、戦死者は14名、戦傷者は3名と伝えられている。戦艦大和で描かれるこの悲壮感は、撃墜機わずかに10機という事実を知らなければ、ある意味甘美なものである。事実、未だに日本社会の心象劇場では宇宙戦艦ヤマトとして返り咲き今に伝えられている。斯く言う私も愚かなその一人である。

一将功成萬骨枯:大将の愚は罪悪
この菊水作戦を厳しく批判した日本海軍最後の海軍大将井上茂美は「もはや戦艦は飛行機の敵ではない。米軍の士気を高めるだけだ。第二艦隊の面目を言うのであれば面目の道連れになった何千もの将兵が可哀そうとは思わないのか」と軍令部次長小沢治三郎を詰問したと伝えられる。

敗戦後、敗戦時の軍令総長であった豊田副武氏を初め、海軍中枢にいた人物は誰一人として「面目のため責任を取ったり、自決した」とは聞かない。9月4日ミズリー号艦上での降伏調印式すら海軍のトップは逃げた。その海軍が戦後の極東軍事裁判では組織を挙げて海軍上級幹部A級戦犯の救命に奔走し、そのためには実戦部隊の下級兵士のB級、C級戦犯の命を犠牲にする事も厭わなかったと伝えられる。将に「一将天寿を全うし、万骨枯る」である。(佐々木 賢治)
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ご意見がありましたら、佐々木まで連絡下さい。ただし質問への回答は年間契約講読者に限定させて戴きます。(SIAではSIA評論、21世紀問題研究会、SIA名古屋経営フォーラム等の講師、筆者による講演依頼も受け付けております。外国人講師によるSIA国際フォーラム等の議題、各国情報の講演以来についても同様です。講演内容、対象聴衆、時間により費用は異なりますが、英語学習を目的とする場合は3万円より、他の講演は5万円より対応させて戴いています。具体的な講演依頼、価格等のお問合せは佐々木までどうぞ。

4月1日新事務所
桜通に面し1階AU携帯ショップ ナゴヤキャッスルプラザ向い
JR名古屋駅桜通口直進徒歩5分(約400m)
地下鉄名古屋駅下車3分 地下街ユニモール10番出口右前、12番側

佐々木 賢治
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2011.08.16

SIA三猿(SIA)の教え:三猿兄弟S坊、I坊、A坊の進化

SIA三猿(SIA)の教え:三猿兄弟S坊、I坊、A坊の進化

SIAの佐々木です。8月15日も午後6時まで営業中です。

8月14日午後9時放映NHKスペシャル「円の戦争」、同じくNHK午後10時からのETV特集「アメリカ発・福島原発事故の深層」は大変勉強になる番組でした。この番組を録画された方お知らせ下さい。

「円の戦争」について私見を付加すれば戦争遂行における国家財政、経済の重要性はマキャベリの君主論、Paul Kennedyの大国の興亡を初め古今の歴史が語る所、震災復興策についても同様です。この辺問題を更に勉強したいと思います。ついてはこの分野の専門家、研究者を探しています。ご存知であれば紹介下さい。

ETV特集「アメリカ発・福島原発事故の深層」の見ての感想は、米国科学者、技術者の専門家としての良心、責任感です。これまでSIA評論等でも指摘した通り、福島第一原発は原子力発電開始間もなくの技術(約50年前、1965年GEが開発)で作られた原子力発電所。その弱点、問題点を迫害を受けながらも指摘して来たGEの技術者、更に米国立研究所の科学者。それに対して、一斉に緘口令を引き沈黙する日本の企業と科学者。

これは今に始まった事ではなく、原子力船陸奥の放射線漏れの事故の際も関係業界は沈黙し、石川島播磨の単純な設計ミス問題(遮蔽リングの設計ミスにより放射線(中性子)漏れを観測)に言及する人はいなかった。社会、国家利益よりも業界の権益、同業者擁護の態度はマスコミも含め日本の戦前戦後に共通する問題。社会奉仕、公徳心を説く日本の官界、学会、マスコミ、産業界共通の問題ではと考えさせられる番組でした。

因みに原子力発電問題については8月27日「原子力発電とは:元東大原子核研究所 鵜飼 熊太郎氏」を開催します。

8月27日 原子力発電とは 元東大原子核研究所 鵜飼 熊太郎氏

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2011.08.12

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

地元名古屋で二つの事件が発生しました。両事件は一見すると無関係に見えますが、共に杜撰な管理体制と両業界の体質に基づく事件であると思われますので、以下一言言及します。

110812-SIA情報 名古屋で発生した二つの事件:杜撰に過ぎる管理体制が生む悲劇と責任
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名古屋で二つの事件が発生した。8月4日発生の「東海テレビの岩手米事件」と8月10日の「女性モデル殺人事件」(名古屋市写真撮影モデル派遣会社登録の名古屋市在住愛知淑徳大3年の女性)である。

先ず殺人事件から言及する。この事件の一番の問題点は依頼主の充分な身元確認も無く、女子大生を派遣したモデル派遣会社である。関係者には関係者の言い分があると思うがこの事について付言する。一言で片付ければ余りに杜撰な管理である。

私共SIAでも新規の身元の確認確定が出来ない外国人ビジネスマンから突然通訳依頼を受けたり、又新規の日本国内依頼主からニューヨーク等外国での現地通訳の依頼を受ける事がある。ほとんどの場合、日にちも迫っての依頼である。こういった場合、相手とメール通信、電話会談、面談等で確認後、依頼主が正当なビジネスのため優秀な通訳をぜひとも必要とすると判断した場合は引き受ける。しかしこういった場合も女性通訳に対応させる事はせず私自身が対応し、海外では現地にいるSIAOBの男子留学生等に依頼している。特に多いのがテレビディレクターを名乗る依頼主であり、日本国内、海外での通訳依頼もあるが、共通してテレビ写りの良い若い美人の女性を依頼して来る事が多い。実際に著名なテレビ局を名乗る人々は仕事を受けて当然といった態度であり、折り返し電話して見ると確かに全国ネットのテレビ局関係者であるが、しっかりとした通訳を全うするのに必要な情報提供が出来る人は少ない。

SIAでは通訳依頼に対しては依頼主のためにも必ず依頼主情報、通訳日時、場所、目的及び内容、出席関係者等書類記載、事前面談打合せを求めている。この時点で怪しげな案件はほとんどが立ち消えとなる。特にテレビ関係者には多い。全国ネットの名前とテレビに出ると云う事で仕事に飛びつく人が多いためかもしれないが、杜撰な依頼の仕方である。このためかテレビを見ていると通訳内容に疑問を感じる事が多い。さて本題に話を戻すが、今回の事件を起こしたモデル派遣会社はこういった管理体制を取っていたか、否か? 実に多くの問題を含んでいると思われる。

一人の若い命を奪ったモデル派遣会社問題よりもより一層深刻なのは東海テレビ事件である。事件の経緯を確認するため、東海テレビのホームページ掲載のお詫びの前段のみを以下引用するが、その末尾に至っても不当表示が流れた経緯を説明し謝罪しているに過ぎない。そういった表示がテスト段階でも使われた社内体質そのもの、又そういった表現を生み出した遊んでいた担当者や各社員の意識について言及した反省は一切見られない。公平を期し、皆さんがその全文を閲覧出来る様、ホームページのアドレスも記載して置く。(通常テレビマスメディアはこういった配慮をしない。)

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(【お詫び】:「ぴーかんテレビ」内での不適切な表現の放送について:http://tokai-tv.com/owabi.html)
8月4日(木)に放送いたしました「ぴーかんテレビ」におきまして、岩手県産ひとめぼれ10kg当選者として「怪しいお米」「汚染されたお米」「セシウムさん」等の不適切な表現が表示された字幕テロップを放送しました。福島県をはじめ原発事故による被害を受けた方々や岩手県の農業、畜産業に携わる方々にご迷惑をおかけし、視聴者の皆さまには大変不快な思いを抱かせてしまいましたことを、ここに深くお詫び申し上げます。 
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両者に共通するのはテレビ、芸能界の多くに見られる安易に過ぎる営業体質による事件であると私は見ている。テレビ、芸能関係者で地道に真面目にやっている沢山の人々を個人的には知っているが、今回の事件は、一方では人命が失われ、他方はテレビ関係者の表向きの言葉と裏の本音と実態の乖離の甚だしさを垣間見せている。公共の電波を私有するテレビメディア関係者のいい加減さを暴露した事件である。

事件後一週間を経て、ようやく昨日8月11日東海テレビ社長 浅野 碩也氏がお詫びの記者会見を行ったが、その内容は「ぴーかんテレビ」の打ち切りに過ぎなかった。しかし、この一週間の推移を見ればスポンサーも降りてしまい、この番組の放送を継続すればこの番組は完全に赤字である事は明白であった。経営的に見れば単に赤字番組を切り捨てたに過ぎない。

マスメディア、特にテレビメディアはこれまで、政治家や著名人のちょっとした発言の前後をカットした一部のみを抜き取り、失言として取り上げその人格を否定したり、結果的に辞任に追い込んだり、間違った引用を行い風評被害をもたらした事も数多い。その日頃の自らの報道姿勢を厳密に適用すれば、日頃テレビに登場する多くの識者は「東海テレビ社長 浅野 碩也氏の辞任」は避けられないと見ていると思うが、その識者の発言がテレビでなぜか流されない。

東海テレビ、フジテレビ系列で流れないのは解るが、他の民法でも流れない。テレビ業界、マスコミ界の不思議な体質、現象であると多くの庶民は覚めた目で見ていると思う。

マスコミ得意の表現を借りるまでも無く、公共の電波を使用している公共性を考慮し「ここは市民目線に立ち範を垂れるため東海テレビ社長は辞任し、東海テレビや系列テレビ局、関係会社は撒き散らした風評被害弁済のため、岩手を初め福島、その他番組担当者がセシウム地域とした地域の米、及び農産物を優先的に社員食堂、及び各家庭で使用する事」をお願いしたい。東京電力関係者、政府、民間の原子力発電関係者も同様な協力を行えば、これこそ災い転じて福となり、東北の震災地域復興支援となると確信している。今問われている、大事な事は言葉の羅列ではなく行為である。以上。
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The Remains of the Day (FF Classics) Kazuo Ishiguro

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2011.07.18

SIAのモットー、教育方針、講座と(ようこそ)カメ

SIAのモットー、教育方針、講座と(ようこそ)カメ

SIA評論講読会員より、早速以下の返信質問が参りました。この質疑の一部を皆さんに公開致します。

質問:今朝の3時からの中継は、ヒヤヒヤしながら見ていました。実力と体力は、アメリカと大差がありました。それでも勝利をつかんだのは、佐々木さんの仰るとおり『奇跡』でした。その理由は今日から多くのマスコミによって聞くことが出来ると思います。

奇跡とは、誰にでも平等にやってくるものでは有りません。それでは誰を択んで与えられるのでしょうか?だれが択ぶのでしょうか?

佐々木返信:
「天は自ら助けるものを助ける:God helps those who help themselves」とは将に名言。「被災地の皆さんへの支援」、「頑張ろう!」、「団結」といったスローガン、甘い言葉では何も生れまれず、何ともなりません。

天の采配はともかく、「限られた人的能力、設備・資金的限界、困難な周辺環境といった厳しい条件」の下でも、自らの知識、能力を駆使し必死に努力している人を見ると、助けたくなるのが人の天性、性。この天性は必死に努力する過程で当事者の個人的資質や能力を高め、固い団結とチームワークを生み組織力を高め、周りの共感と支援を生み、敵をたじろがせる。

1. 個人的能力の開花
2. チームワーク、組織の成熟
3. 社会の共感と支援
4. 敵のタジロギ

この4条件が揃い、そこに天の理が備わった時、奇跡が生れる可能性が生じる。蒙古来襲の元寇の文永の役(1274年)、弘安の役(1281年)も神風ではなく必死の防戦、戦いがもたらした天の理(台風の季節)の到来であったはずです。蒙古側から見ると台風の季節の到来、激しい気象条件は承知の上で早く軍を上陸させ、全船を安全な入江に避難させたいのは山々。そうできなかった、そうさせなかった結果が自然の猛威による蒙古軍の壊滅的被害となったと思います。以上参考になれば幸いです。佐々木

ニューヨークタイムズ記事を英語で読みたい方、連絡下さい。佐々木インターナショナルアカデミーでは「ニューヨークタイムズ速報:日本女子ワールドカップサッカー優勝」の記事の読解を公開で行います。今回の読解は女子チームの健闘を称え、参加費は無料とします。日時は7月23日正午とします。参加希望の方は連絡願います。遠慮なく参加下さい。

それぞれ個性の違うSIA三兄弟:S坊、I坊、A坊


SIAの三猿(SIA)の教え

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誰が長兄、次兄、末弟か当てて下さい。

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佐々木 賢治
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