2014.06.14

SIAの佐々木です。SIA評論「140614-SIA評論:FIFA World Cup 2014、コートジボワール戦前予測」をお送りします。ご意見、感想をお知らせ下さい。 この評論は一般公開しますので、ご案内戴いて結構です。「当たるも八卦、当たらぬも八卦」よりは精度が高いと思います。

140614-SIA評論:FIFA World Cup 2014、コートジボワール戦前予測

現在2014年6月14日16時50分、FIFA World Cup 2014 C組開始前である。コロンビア・ギリシャ戦は15日午前1時、日本・コートジボワール戦は午前10時開始。日本とブラジルでは12時間の時差があり、全て日本時間で記載している。現在現地時間午前4時50分。この時点で、予測を発表するのが、SIAの慣わしであるので、予測を発表する。あくまでも、予選の目標は決勝ラウンドに進む事が目的であるので、今回の予測も決勝ラウンドへの進出の可能性についての予測である。


今回の予測は、本日6月14日13時より講演した第885回SIA国際フォーラム「FIFA World Cup: Its History & Business, and Japan(日本戦予測)」に基き、文章化したものである。

日本の決勝トーナメント進出確率を、一切各チームの戦略、試合開始時間、日程を考慮する事無く結論を述べれば「日本35%. コロンビア80%、コートジボワール40%、ギリシャ45%」と予測している。

2014年6月5日現在のFIFAランキングでは「コロンビア8位、ギリシャ12位、コートジボワール23位、日本46位」となっているので、これでも相当に日本に甘いと批判されかねない予測である。ランキングは当てにならないとの意見もあるが、年々ランキングの精度は上がって来ていると我々は見ている。

2010年6月14日カメルーン戦直前のSIA評論予測の冒頭を引用する。「「己を知り、敵を知れば百戦危うからず」とは孫子の有名な言葉。実際のスポーツでは己を知り、敵を知っていても勝つ事は出来ない事が多い。しかし、負ける確率を実力差による確率よりも小さくし、勝つ確率、引き分ける確率を高める事は出来る。」となっている。 まさにその通りであり、今回も当てはまる。

各国チームの立場で考えて見れば、15日の試合、各チーム決勝進出のため初戦の狙いは、コロンビアは引分以上、ギリシャは引分、コートジボワールは勝利を狙う。ギリシャも第二戦の対日本戦、勝利を目指さざるを得ない。こう見ると、日本はコートジボワール戦、ギリシャ戦共に、引分狙いで充分な戦いが出来る。まして15日の試合、コロンビア・ギリシャ戦は午前1時開始でコートジボワール戦開始前に結果が出ている。コロンビア・ギリシャ戦の理想的展開を述べれば、2-0以上でのコロンビアの勝利が望ましい。この場合、ギリシャは対日本戦、2点差以上の勝利を目指さざるを得ない。

日本がコートジボワール戦、日本の戦略的勝機はコートジボワールの必勝作戦にある。相手のこの戦略を見越し引分以上の戦いを目指せば決勝進出確率は上昇する。明日コロンビアが2-0以上の勝利を納め、日本が引分以上の成績を挙げれば決勝進出確率は一段と高くなる。

以上、本日の公開予測です。尚、本日の講演ではサッカーの歴史、FIFAの歴史、プロスポーツの歴史とFIFAのマーケティング力について資料に基づき言及しました。サッカー、FIFA発達の歴史は国際社会、国際ビジネス理解にも役立つ教材となります。現在17時45分。本日のSIA土曜塾:エドワード・八木氏の講演の準備に入ります。(140614-SIA 佐々木 賢治)
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