2014.10.13

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20周年SIA新規サービス開始
佐々木インターナショナルアカデミー
秋期講座10月18日開校受付中
SIA評論9月22日号公開:本末転倒、大学教育への疑問


本日は祭日、かつ台風接近もありお休みの方が多いと思います。SIAは通常営業です。翻訳・通訳の相談はお早めに。
SIAはどんな言語の翻訳、通訳、教育にも対応可能と知れ渡たりマイナー言語への依頼も増加中ですが、有能な人材は限られてます。事前連絡を御願いします。特に現地情報調査は一ヶ月掛かります。


SIA新規サービス:海外現地調査・海外交渉同行
1994年10月1日SIA創業以来、二度の例外(米国出張)を除き佐々木自らの海外同行はせず、SIA担当者派遣・通訳者同行・現地通訳手配、スカイプ等インターネット通信回線経由会議参加で、交渉支援をして来ました。

しかし2014年10月より、現地状況実地調査把握・臨機応変な対応をするため佐々木の海外同行や海外交渉参加を始める事と致しました。事前の充分な打合せ、日程調整が必要が必要です。事前に連絡下さい。

佐々木インターナショナルアカデミー秋期講座10月18日開校。受講希望者受付中です。


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140922−SIA評論:本末転倒、大学教育への疑問
2014年9月22日

在学中の海外留学を売りとする大学が増えている。東大も学長が「将来的には半数の学生に海外留学の機会を与える」と発言したといった話を聞くと思わず考えさせられる。

そもそも半分もの学生を海外に留学させるのであれば、その大学の教育とは何かである。所詮、交換留学は交換留学である。受入れの大学も正規入学者ほどは厳密な受入れ審査をしない。授業中についてもしかりである。受け入れ先大学から見ると所詮はお客様に過ぎない。一年間の留学期間が結果的に物見(ものみ)遊山(ゆさん)となる。それも少数の人間の時は良い。大々的に半数の人間が海外に一年留学することを前提とすると、その大学の教育とは一体いかなる物か?

遥かな昔の外国語学部の学生の様に、ある外国語が出来さえすれば、その学生に対してそれなりの日本国内での需要があり、日本社会の需要に応える事が出来た時代は、私は既に過去の現象だと思っている。(遥か昔でも実際には語学だけではなんともならなかったのではあるが)

それよりも4年間どういった教育哲学、方針でどういった教育を施すのかが、現在の大学に問われている。何らかの語学的技術教育を持って、恰も大学教育であるかの如き錯覚が日本の大学に生れつつあるとすると実に恐ろしい現象である。十年程前からか、もっと前からかもしれないが、大学生に資格試験教育を提供する大学が増えた。大学がその教育的実力も無いにも関わらずもっぱら抽象的教育論を振り回した結果、籍を置く学生が在籍する大学の教育に対する不信からか、就職活動に有効な資格を求め在学中にひたすら専門学校通いをする現象が生れたのはいつの頃の事であったか。その帰結が大学での資格試験講座の提供となった。

最近は一年留学を売りに生徒募集する大学が増えている。学生が一年の交換留学を目指し、又大学も交換留学の教育的効果が絶大であると評価するのであれば、最初から海外大学への留学を目指した方が良いのではと私などはつい思ってしまう。何事も中途半端は碌な事が無いとの先人の教えであるが、所詮、「処世術とは中途半端を持って至上とする」というのもよく聞く話である。(140922 佐々木賢治 筆)
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