2014.10.18

リニア中央新幹線認可&宇和島鉄道百周年
地方都市の苦闘と頑張り:南予、宇和島の事例
佐々木インターナショナルアカデミー秋期開校
各国語翻訳・通訳講座,海外留学対策講座生募集
基礎からの英語教育で知識教養を育てるSIA
各国語翻訳・通訳者・講師を養成しニーズに対応


10月17日昼のNHKラジオニュースで流れる「東京-名古屋間のリニア中央新幹線の工事実施計画認可」の報を聞きながら一文を纏めています。開業は13年後の2027年との事。

宇和島鉄道(宇和島-近永)営業運行百周年
百年前の10月18日、宇和島から土佐へ山間部を鉄道で繋ぐ構想を持って民間資本で宇和島-近永間の営業運転を開始。明日、2014年10月18日は開業百周年。曲りなりにも現在の四国の鉄道が四国を一周出来ているのは宇和島鉄道株式会社が民間資本により宇和島-近永間の営業運転を百年前開始したからと判断している。それ程、宇和島から土佐へ山間部を鉄道で繋ぐ構想は実現は困難なものであったが、開業後黒字営業を続けた。これが現在のJR四国予土線の先駆けである。


この百周年に向けた各種催事が地元鬼北町、近永駅で開催されます。地元の方は是非参加戴き、遠方の方はニュースやインターネットでご覧戴きたいと思います。我々もこの百周年の現地での講演会を宇和島線に詳しい須田JR相談役を講師に御願いし企画を推し進め、最終的には地元の協力や、日本交通学会とのコラボレーションも含め検討しましたが、今回は実現に至りませんでした。いろいろと期待、協力戴いた方々にはご迷惑をお掛けしましたが、今回の動きが地元で将来の動きに繋がる可能性も芽生えていますので期待下さい。宇和島鉄道創業資料をお持ちの方、関係者の方佐々木まで連絡下さい。

宇和島鉄道株式会社開業、予土線の歴史1914年(大正3年)10月18日 宇和島鉄道宇和島駅〜近永駅間が開通。
1933年(昭和8年) 8月 1日 宇和島鉄道国有化、宇和島線となる。
1963年12月18日 中村線窪川駅〜土佐佐賀駅間が開通。
1974年 3月 1日 江川崎駅〜川奥信号場間開通。宇和島線を予土線と改称。
2014年10月18日 宇和島駅〜近永駅間開通100周年記念日。

2014年年初の現代日本の縮図、「愛媛県南予地区」の報告です。*******


140107-SIA評論:地方都市の苦闘と頑張り:愛媛県南予、宇和島市の事例  2014年1月7日

本日1月7日のSIA情報として「地方都市の苦闘と頑張り」と題し、私の出身地愛媛県南予(南伊予)の中核都市宇和島について簡単に触れます。

誤解を避けるため付言しますと、私の出身地は更に郡部に入った北宇和郡鬼北町で、幼少時の私にとっては宇和島とは大都市でした。現在愛媛県の南予地区の衰退は、日本の東京、大阪、愛知といった大都市圏を除く地方農山漁村地区で生じていると同様、ある意味で悲惨な物です。

特に、そういった地方農山漁村地区の中心的な商業集積地であった地方中核都市の衰退は、俗にシャッター通りと言われる通りです。しかし、こういった結果は、よく大都市に住む知識人、大学教授、マスメディア関係者が安易に批判する様な、地方の無責任な行政や国に依存する住民の生活態度によるものではありません。それぞれに必死に努力をしても衰退を余儀なくされた産業構造の変化、中央集権的(東京、大都市中心、各県庁所在地)構造に要因がある点は大都市出身者には理解し難い事です。

明治維新以降約150年に渡り、地方は絶えず大都市に援助を行い自らに貧困化を招いた側面があり、今も続いています。解り易く言えば、明治に入り農業部門の税収により日本の近代化を進められました。現在も尚、地方は一番費用の掛かる子供の養育において負担をし、その子供達が社会人になると税収は東京、大阪、名古屋といった大都市圏に納められます。僻村の地区であれば高校教育も親の負担で都市部で教育せざるをえません。ましてや大学となると大都市に集積し、地方から大都市への仕送りが続きます。この資金の流れは各家庭、地方農山漁村地区にとって大変な負担です。その子供達が就職し稼ぎ始めると税収は地元には届かず、大都市に収められます。過激な言い方をすれば収奪されます。こういった話を1980年代から東京でして来ましたが余り耳を傾ける人はありませんでした。

数年前、ある党から小牧市市長選挙立候補要請があり、地方自治体財政の調査比較を行いました。九州、四国、中国、東北、北海道の農山魚村地区の地方財政は一部例外を除き実に悲惨な状態です。そういった中、現在の制度をそのままにして大都市で地方税減税と言われても地方出身者にとっては「馬鹿げた話」としか考えられない現実があります。(以下省略)
**********
佐々木インターナショナルアカデミー秋期講座10月18日開校。受講希望の方は連絡下さい。各企業・団体・教育機関での教育支援も実施。


SIA新規サービス:海外現地調査・海外交渉同行
1994年10月1日SIA創業以来、二度の例外(米国出張)を除き佐々木自らが海外出張する事はせず、SIA担当者派遣・通訳者同行・現地通訳手配、スカイプ等インターネット通信回線経由会議参加、交渉支援に留めていましたが、より適格な現地状況把握・臨機応変な対応をするため佐々木の海外現地調査や海外交渉参加を始めました。事前打合せ、日程調整が必要なため予定の三ヶ月前には連絡下さい。

********************
国際ビジネス、翻訳、通訳、語学教育のご相談は
国際業務のコンビニ、プロフェッショナルハウス
SIA:佐々木インターナショナルアカデミーへ!
〒450-0002
名古屋市中村区名駅3丁目23-6
第二千福ビル2階
052-566-5526, Tel & Fax 052-566-5528
siabest@sun-inet.or.jp ブログ http://sia-nagoya.com/
http://www.sasaki-international-academy.com/
★ 語学教育、翻訳・通訳、国際ビジネスはSIA
********************



PHOTO

RSS2.0

login

a-blog cms