2007.09.11

古来、優秀な若者が自らの夢と、家族、同胞の期待を一身に背負って遠隔の地で勉学に勤(いそ)しみ、言葉の困難を乗り越え、生活習慣の相違に悪戦苦闘しながら、精神的孤立、経済的困難、又将来に対する不安に立ち向かって来ました。日本の歴史の中でも遣隋使、遣唐使の時代から隋や唐に渡り、彼の地で病に倒れ、祖国の地を踏むことなく眠る人、歴史に痕跡を留めることなく忘れ去られた多くの人がいます。いつの世も国費留学生は恵まれた存在であり、多数の苦闘する私費留学生がいました。



2007.08.24

今回の朝青龍問題は日本の一般企業、市民にとっても急激に進む国際化に伴い直面する問題に対する良いヒントとなると思い、SIA評論の定期寄稿者、宇田司郎氏にこの朝青龍問題について意見を戴きましたので送ります。参考になれば幸いです。

筆者宇田氏は15年前、1992年に名古屋の地元経済新聞、中部経済新聞の1992年7月15日付け紙面「自由席」欄に「相撲の神話と将来」と題した記事を書かれており、その記事も併せて引用させて戴きました。この二つの記事を合わせ読むと問題点が明快になると思います。ご意見がありましたらSIA佐々木まで送付下さい。佐々木 賢治



2007.08.17

本日、日経平均株価が急落し、前日終値比874円81銭安の1万5273円68銭で取引を終えた。

今回の一連の動きを見ていると、ブラックマンデー(注1参照)を思い出すが、私の見解は「日本は市場の動きに任せ、愚かな介入を行うな!」である。以下まず、簡潔にこの点について述べる。



2007.08.10

例年この時期は、8月6日のヒロシマ、8日のソビエトの対日軍事侵攻開始、9日の長崎、更に8月15日の敗戦と歴史を考えさせる事例が続く。しかし大部分の日本人に取っては御盆(盂蘭盆)の時期として故郷に集い、祖先の霊を偲ぶ時期である。生ける物には全て寿命があり、生死は一体であり、死なくして生はなく、破壊壊滅の後に新生があるのも又一面の真実である。生に対する執着と死による断絶。故に人の思いは深くなる。



2007.07.24

第79回21世紀問題研究会を8月4日開催致します。今回は「環境が変わる、人が変わる −心理学からみた現代人の心性−」と題して辻 敬一郎氏(名古屋大学名誉教授:実験・比較心理学)に講演戴きます。

今回の講演は、長年に渡り比較心理学の分野で、人を含めた様々な動物の意識・行動の適応現象を研究されて来た辻氏に、「技術は情報化社会をもたらしたが、それによって心性にどのような変化が生じたか」を心理学基礎研究者学の立場からお話戴くものです。

環境が変わることによって、人間の心性がどのように変わり、又変わらない存在であるのかは現代的テーマであると共に人間にとって永遠のテーマでもあると思います。是非参加下さい。一般公開ですので、準備の都合上参加希望の方はお早めに申し込み下さい。
21世紀問題研究会 事務局 佐々木 賢治




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