2010.04.19
英語学術論文執筆(翻訳)時の参考文献翻訳の諸問題:佐々木インターナショナルアカデミー
参考文献について、元々英文ジャーナルの文献は、既に英語タイトルが存在しますので、英語表記そのものについては問題が無いと思います。又日本語論文でも英文サマリーが存在する場合も問題ないと思います。(この2つの事例に属するものについては、非英語圏の方々の論文でタイトル自体英語上の問題点がある場合でも著作権、その他もあり、又論文を特定する場合の論文名の固有性から見ても引用文献自体のタイトルしか使えないと思います。)
日本語論文で、英文要約も無い場合は日本語タイトルから日本語として理解できる意味を文字通り英語に訳すのが一番正しい本道だと思います。(意訳、直訳といった言い方をする人がいますし、又広くこの表現が世の中で罷り通っていますが、こういった「意訳、直訳」と言った表現を安易に使う人達は二流、三流の語学力の保持者で、本来翻訳において正しい訳があるだけで、基本的に「意訳、直訳」も無いと私共は考えています。又、私はその様にSIAで学ぶ方々にもSIAの翻訳者、通訳者にも指導、指示しています。念のため。)
この場合、残念ながら論文執筆者自体の「強い思い、思い込み」で日本語タイトルが出来ている場合、時に問題を生じる事があります。しかし、論文本文を全部読了して「本文から意図を取り、日本語をそれに応じて解釈する」事も、時間的にも費用的に一般的には不可能ですし、又実務的、実際的には読み手のかってな解釈が挿入され紛れ込む危険性が新たに生まれます。通訳の場合は両当事者(話し手、聞き手)がその場にいますので話の進行中に問題が顕在化し将来的な問題を未然に防ぎ、修正する事も可能となる事もあります。このため通訳では、通訳者のかってな解釈が顕在化し易いために問題視されがちですが、問題がその場で顕在化する確立が高いだけに、逆に大きな問題とはなりません。しかし、翻訳文は著書と同様、一端書かれた後は一人歩きしますので問題が生じる可能性が潜在的によりたかいのです。
上記理由により、日本語論文で、英文要約も無い場合は「日本語タイトルから日本語として理解できる意味を文字通り英訳」する形で作業するのが本来正当なやり方です。このやり方は、タイトル等でよくある様に、「日本語表現が曖昧な場合は英文も曖昧な文章」とすれば良い訳ですから、余り拘らない方が良いという実務的な経験にも基づいています。
しかし、既に指摘しました様に、“論文執筆者自体の強い思い、思い込みで日本語タイトルが出来ている場合、時に問題を生じる事があります”ので、この点は注意下さい。この問題は斬新な、特に新しい時代を切り開くような斬新な論文においてより多く頻発します。これは理論的にも当然の帰結ですが、SIAの経験からも断言できます。これは日本語(Original Language)の問題でも無ければ、翻訳(Translation)上の問題でもなく、その新しい思想、理念が市民権を得ておらず、それを適切に表す概念が言語上に定着していない結果生まれるものだからです。
結論として、英文タイトルが存在する場合はそれを提供戴き、英文タイトルが存在しない場合はSIAが対処する形で通常処理いたします。 ただしこの場合英文タイトル作成となるため、少し時間と費用が余分に掛かります。
最後に一般的に日本の執筆者による英文参考文献引用の際の問題点を指摘しますと、句読点等(Punctuation)の問題です。多くの日本人執筆者は適切な句読点(Punctuation)の理解が欠けていますので注意下さい。
佐々木 賢治
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2010.03.18
翻訳,通訳(各国言語)サービス、国際ビジネス相談、及び国際化時代に対応した人材を必要とする方
いよいよ2009会計年度も残す所10日間となって参りました。年度内(3月31日迄)に片づける必要のある翻訳案件がありましたらSIA迄連絡下さい。
「今後ますます国際化時代に対応した人材が必要なのは解っているが、周りに中々良い人材がいないし、選考能力も無い」との声をよく聞きます。具体的に人材を必要とされる方、是非私共に相談下さい。
私共、佐々木インターナショナルアカデミーで学んだり、翻訳、通訳で活躍した人材もそれぞれの経験を積み、育っています。特に国内外の大学院で各分野の博士号、修士取得した人材、ビジネス実務経験と英語力のある人材、中国出身の中国語、韓国語、日本語に長け国内外の企業実務経験のある人材といった様に様々な人材ネットワークを持っています。
国際競争を生き抜くためにはそれなりの人材、ノウハウが必要です。新しい人材を招き、内部で育てる事が必要です。人材教育、語学教育についても佐々木インターナショナルアカデミーでは要望にお応えしています。ご相談がありましたら連絡下さい。
週日は忙しい中小企業トップの皆さんのためにこの週末(3月20,21,22日)も10時より5時まで対応していますので、ご質問、お問い合わせは遠慮無く私まで連絡下さい。
佐々木 賢治
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2010.01.17
2010年2月、一ヶ月間名古屋キャッスルロビーにて世界で活躍する澤田広俊さんの作品が展示されます。そのテーマ及び説明文を世界の方々に紹介するためSIA翻訳部が翻訳を担当します。
澤田事務所によって作成された「テーマ及び説明文」、並びに作品イメージは下の表の右欄にあります。これをSIA翻訳部が英語、その他各国語への翻訳を担当します。尚、作品は2月の展示に備え現在作成中です。
名古屋の国際的ホテルとして最も伝統と格式を誇るナゴヤキャッスルロビーを飾る澤田作品とその説明文。皆さんの翻訳の訓練と翻訳の実際を学ぶ大変良い機会です。皆さんの翻訳Trial(参加費千円)を募集します。翻訳Trialの規則の詳細は添付書類をご覧下さい。
応募者へ
応募者にSIAが作成する公式翻訳を提供し、コメント、指導を行ないます。尚、提出戴いた翻訳の著作権は応募者には帰属しません。英語以外の他言語への翻訳についても受付ます。
SIAでは翻訳訓練講座、インターンシッププログラムを日頃より提供していますが、これまではこういった翻訳の実際のTrialは翻訳講座受講生、及びインター生に限定していました。 しかし余りに拙い翻訳が巷に溢れているため、翻訳の実際を経験し理解戴くため企画致しました。応募者にはSIAの翻訳手順説明書類「SIA翻訳作業手順説明書」を別途添付します。
佐々木 賢治
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2009.11.15
Early Season's Greeting from Kenji Sasaki at SIA Inc.: Japan's Leading Professional Translation & Interpretation House located in Nagoya, Japan
カテゴリー: 通訳、翻訳サービス
Early Season's Greeting from Kenji Sasaki at SIA Inc.: Japan's Leading Professional Translation & Interpretation House located in Nagoya, Japan
Dear SIA's friends all around the world:
This is Kenji Sasaki of Sasaki International Academy, SIA Inc. Nagoya, Japan. I hope this letter finds you well.
Now in the middle of November 2009 I would like to express a season's greeting to you, though it may be a little bit too early for most of you.
In some areas Autumn festivals to express thankfulness for harvest have finished, in other areas they may have the festivals soon before Christmas, the end of the year and New year.
Anyway I hope you have had a good year so far, and wish you have a good time for the remaining of the year and New year too.
Just before new year I usually compile and send every my friend the information's, which sent to me from all over the world, If you have some interesting news and development of yourself and your country please send to me.
If you are in Nagoya area or Tokyo or have a plan to visit Nagoya or Tokyo, we all the time would like to make an arrange for your speech of your own choice at SIA International Forum in Nagoya, or in Tokyo, please let me know.
20 years after the fall of Berlin Wall, a lot of changes have happened in the world and new changes are taking place and going on, so I would like to keep up with the changes of the world with your help and helo you too.
With best regards,
Kenji Sasaki
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SIA Inc.: Sasaki International Academy
Youth Maruetsu Bldg. 5F.
Tsubaki-Cho 17-15 Nakamura-Ku
Nagoya-shi, Japan 453-0015
Tel: 81-52-452-5526 Fax 81-52-452-5536
e-mail siabest@sun-inet.or.jp
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Professional House of Language Education, Translation,
Interpretation and International Business Consultation
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2009.11.13
SIA翻訳部情報:原語、訳語共に日本語、英語以外の二言語間翻訳(通訳)を依頼する際の注意事項
私共SIAでは、翻訳(通訳)に関し各国言語に対応していますが、大方の場合翻訳対象となる二言語のうち一方は日本語、あるいは英語が大部分です。しかし、二原語共に日本語でもなければ英語でもない翻訳(通訳)にも対応します。しかし、念のため皆さんがこういった翻訳、通訳を、私達以外の機関経由使う際の一般的注意事項をお知らせします。
そもそも私共SIAが依頼戴く事例の多くは日本語、又は英語を一方の原語としている理由は、?SIAが名古屋に本部事務所を置き主に日本国内の全国の顧客の依頼に対応している事、?日本のこれまでの海外取引の多くが英語で成され、又?学会での論文発表等が英語でなされているからです。更に?世界経済を原語別GDPで見ると第一位が英語圏で約40%、第二位が日本語圏が12%前後と両原語の比重が大変高いためです。しかし、世界的には翻訳、通訳において日本や英語圏以外では原語、訳語共に日本語でもなければ英語でもない事例が当然豊富です。
英語、日本語を介さない二言語間の翻訳(通訳)を必要予する際でも、日本企業、関係者の場合は、その担当者が?いずれかの言語を母国語とし両言語に通じ、しかも?日本語か英語のいずれかに通じた担当者である事が大変重要です。
理由は至極簡単です。一般の日本人には日本語、英語以外の言語を充分に理解出来る人は少ないため、依頼者が翻訳(通訳)の正確さを確認出来ないからです。一端問題が生じると対応が出来ません。このことも念頭に入れ英語、日本語を介さない二言語間の翻訳(通訳)に対処される事をお勧めします。
佐々木 賢治
SIA Inc. Sasaki International Academy
追伸:SIAの翻訳者、通訳者は佐々木が直接面接、指導したり、連絡を取り合っている名古屋地区在住者の方々中心ですが、事案によっては現在の住居が名古屋地区以外の東京、大阪等、更には海外の方もいます。各国原語の担当者は少なくとも英語、又は日本語に通じている事を条件に対応しています。
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